猫物件では巨木に出会います。数か月間、空き家だった借家の庭にビワに似た巨木がありました。
ビワに似たせいで、近隣住民も果物の木と認識し、しかも、何か月も放置された借家は雑草に呑まれ、誰も近づけない奥地で、スクスクと成長していたのです。

「びわー♪びわー♪。実がなるの、まだかな~?」
2階の窓からビワの木を眺める不思議な光景。
ビワではない。
木がデカ過ぎるのである。
しかし、それは、たくさん収穫できる喜びに変わる。
食べ切れないほどのビワが毎年手に入る。
欲望に目がくらみ、大き過ぎる違和感に気付かないのである。

秋、実がなった。
「何?この実」

黒くて硬い、黒豆みたいな。鳥のエサみたいな。

巨木の種だ。
きれいな花も咲かない。

おいしい実も、ならない。
なんだ、コレ?

大量の落ち葉を落とす。
うぉりゃー。
掃除がー!落ちゲーか?
2階の窓からビワの木を眺める不思議な光景。
ビワではない。
木がデカ過ぎるのである。
しかし、それは、たくさん収穫できる喜びに変わる。
食べ切れないほどのビワが毎年手に入る。
欲望に目がくらみ、大き過ぎる違和感に気付かないのである。

秋、実がなった。
「何?この実」

黒くて硬い、黒豆みたいな。鳥のエサみたいな。

巨木の種だ。


おいしい実も、ならない。
なんだ、コレ?

大量の落ち葉を落とす。
うぉりゃー。
掃除がー!落ちゲーか?

やっと、わかった。巨木だ、山の木だ。
花も果物も付けず、落ち葉を大量に落とし、ムダに掃除を増やす。人間に何の恩恵も無い、ひたすら迷惑な庭の巨木は、ただの雑木です。
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過去の漫画リスト
1~27話 家探し編

28~34話 ペット禁止アパート退去編

35~51話 住んでみた・庭の謎の巨木編

52話~ 住んでみた・旧日本建築は寒い(更新中)

漫画を最初から読む・第1話⇩
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