猫物件の庭の巨木は雑木と確定しました。大家さんも知らない木でした。短期間で急激に大きくなっています。早く切らないと大変な事に。

いやあ、これは、いけません。
早速、伐採の手続きをとりましょう。

しかし、待てど暮らせど、不動産屋さんから連絡が来ない。
この間にも、木は育つけど。
ようやく、不動産屋さんから電話がありました。

あのー、不動産屋ですが。
あー、お待ちしてました。

それが、困った事になりまして。
あの木、切れないんですよ。

なぜに?
大家さんが「ウン」と言わないのです。

そんな木、ワシは知らんぞ!
借家に出した時、そんな木は、無かった!
まっ、まっ。

家を借りた住人が放置した結果だろう。
何でワシの責任になるんだ!
プンスコッ!(怒)
あ~。

ワシは絶対、金を払わないからな!
ガオーッ。
まっ、まっ。

と、いうことでして。

でも、ウチの責任でもありません。
そうなんですよ。入居時、引っ越してきた時には、すでに巨大化してましたからね。

でも、費用を払ってくれる人が決まらないと、
不動産屋は動けないんです。
心の休暇中。

隣の家から、苦情が来るのは、もはや時間の問題かと・・・
きっと・・・そうですね。
大家さんには責任がない。
巨大化後に入居した私達にも責任がない。
不動産屋は費用を出せない。
本来、巨大化するまで放置した人の責任ですが。
猫物件は賃貸住宅の中でも、短いサイクルで住民が住み変わります(主に転勤族)。巨木化するまで、長期間、放置した人が存在しない。空家期間もあります。まさか庭の木が、数年後に巨大化するとは、考えません。
誰が悪くもなく,全員「ただ、その大きさの木が、そこにあった」の認識。

住人が住み変わる猫物件の特性上、違和感なく、普通の木と思われ、気づいた時は巨木。
あ~っ!
誰が、伐採費用を負担するのか、決まらない。
「私が払います」と誰も名乗りを上げない中、板挟みになった被害者が・・・隣人です。無関係なのに、巨木の実害を受けています。木の枝が隣家に迫っています。

どうしましょう?。
現実問題、不動産屋としては、もう、何も、できないよー。
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1~27話 家探し編

28~34話 ペット禁止アパート退去編

35~51話 住んでみた・庭の謎の巨木編

52話~ 住んでみた・旧日本建築は寒い(更新中)

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