巨木の枝が、隣家の壁に接触。空中権侵害。樹木の越境問題。瑕疵(かし)・実害です。訴訟レベル。裁判なヤツ。ついに隣人が、やって来ました。
この漫画の第1話は、コチラ
猫 38補足-6-1
隣人が、やって来た。
言ってやる。今日こそ言ってやる。

TVの法律相談番組でよく観る「隣の家の木が、我が家の庭に入ってきています。切ってもいいでしょうか?」のアレです。害虫・落ち葉・家屋の損傷。しかも急速に成長している大木です。

猫 38補足-6-2
ピンポーン。
プンスコッ!

猫 38補足-6-3
あのー、庭の木の事で、ちょっと、お話が。
あっ、そうですね。

猫 38補足-6-4
引っ越してきたばかりの、あなたに言うのも、なんなんですけどね。

猫 38補足-6-5
ウチの家の壁に、あなたの家の木の枝が当たってるし。
つんつん、つんつん。
あ~!
猫 38補足-6-6
ウチの庭に、大量の落ち葉を落とすし。
はあ~。

猫 38補足-6-7
なんとか、なりませんか?あの木。
もう一度、大家さんと交渉してみます。

猫 38補足-6-8
えっ?「もう一度」?
ってことは、すでに話をしてくれているのですか?
膠着状態でして・・・。

猫 38補足-6-9
でも、隣の家から、苦情が来たとなれば、動くと思います。

猫 38補足-6-10
さあ、不動産屋さんに電話しよう。
ルルルルル・・・

隣家から苦情が来ました。
TVのように、怒鳴り込まれるのかな?と思いましたが。
お隣さんは憔悴して、疲れていました。

苦情を言う側にも、強いストレスが、かかっていまいた。
嘆願・懇願に近い物でした。

「非常に言いにくいのですが・・・木を」のニュアンスでした。

持ち家に、木の枝が当たり、無関係な落ち葉の掃除を強いられる。
なのに、木の持ち主の住人は、何の対処もせず呑気にしている。


「実は私達も、あの木を切ろうとしているのです」の説明で、隣人は、やっと安堵の表情になりました。
私達も隣人も、対立ではなく、「切らなければいけない」と同じ方向を向いていたので。
あとは不動産屋さんに頑張ってもらうしか・・・板ばさみですが。PVアクセスランキング にほんブログ村




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